認知症の人とMCIの分かれ道の人と、地域での愛を育てる為に
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MCIと診断されると、
まだ、認知症と診断されたわけではないのに
それまで元気に振舞い
決して弱気を見せなかった人が、
ガックリと肩を落とし
まるで別人のように弱気となり声も小さくなってしまう〇さんがいる。
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戸惑いと否定が家族以上に本人を襲うが、
暗い場所にその人を置かず、
見守り過ぎず、
少しの落ち着きから
今の気持ちをたっぷり傾聴し
アドバイスはせず、
おもむろにカーテンを開け
太陽の日差しがその人に届くように何気なく手を差し伸べ
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地域ならではの、
子供の頃
青年の頃
嫁いできたときからのお付き合いから、
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祭りや
災害から互いが助けあった強いきずなが、
より一層その人を励まし
「ありがたい」と口には出さずとも感謝の心に押され
一歩、踏み出す勇気が湧いてくる。
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地域には、
目には見えない
たくさんの愛と助ける力がそこにある。
