世界各国で認知症施策が始まっています。
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長寿と認知症は、切れない関係でもあることを物語っているデーターがあります。
しかし、若年で認知症を患う人の気持ちはまた別な話でもあります。
同じ病気でも比べることはできませんが診断された場面では高齢者の認知症とは、また違った深い不安が襲います。
何よりも外見からは理解できない為、周りの人等は病気の理解を知るのに時間がかかるからです。
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当事者は、自分の戸惑いの他に子供や親等、家族への不安な気持ちが高まり
二重の苦しみに襲われているのです。
しかし、今、本人を中心としてあらゆる人々の努力から、
本人の言葉で発信していただけるようになり介護現場も随分と良き刺激を受けとれ、
高齢者においても様々な現実支援としてできるようになりました。
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考えることも大事ですが、
本人の言葉を聞かせていただくこと!
これが一番であります。
上手く伝えられなくても、行動や表情からキャッチすることができるのです。
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認知症の病気では、アルツハイマーが最も多くその中核症状としては
『もの忘れ』が一番に浮かんできますが、現場では認知症の症状は個別であり一度失った記憶でも環境が整うと瞬間的に思い出すことができる人もいるのです。(実用的ではありません)
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もっと深く考えると認知症の種類は多く、
まだ確定されていない認知症の種類なのかもしれません。
また、認知症でも混合型がありその症状はもともとの性格も含めると
膨大な症状になるのか?とも考えられます。(現場)
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先日、お亡くなりになった90代女性は、裁判所の調停員を長年務めた方でありました。
認知症が進行されてもサー高住に住む人等の良き相談相手として、
お話をたっぷり受容され相手の話が届き終わった頃ようやく自分のお考えを届け
相談者も頷く場面となっておりました。
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このような対応は、
在家のお坊さんとなった女性の方も同様でどちらも眠るような素晴らしい最期でありました。
その人が、真に人生をかけ培ってきた周りへの思いやりは、
人生の最終で我が身に戻ってくるようでもあります。
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お亡くなりになる前の一ヶ月前頃、家族一同で本人が馴染みのあるレストランへ行くと
閉じていた目も開き、言葉も交わし、家族様との交流をもつことができました。
人は、最後まで科学では理解できない力を発揮することを現場から教えられました。
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今日は、外国の認知症施策をお届けしようと思いましたが、次回へといたします。
どうぞ、ご自身が認知症になっても良い地域づくりを今からでも一緒に始めましょう。
只今、準備中であります。
整いましたら周知活動に入らせていただきます。