勇気

今日の宿泊が、この地での最後の日となる。
自分は、賃貸と言う条件からまるで旅行の延長のように過ごさせていただいた。
近くの家族の親切もとてもありがたかったが、
やる気や物事への挑戦する勇気も、
楽な方向へ向きそうでダメになるような気がしてきた。
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住みなれた場所から、
あえて逆らうように今、立ち上がろうと決心した自分もいた。
誕生から一軒家で過ごし自由、気ままに暮らしていたが、
マンションは2ヶ所めであるが、
咳払いもお風呂のファンも同室のように聞こえてくる。
音に怯え
声を出さずにいると声が段々出なくなり、
朝から歌っていた唄も歌えなくなってしまった。
🌷
あえて声に挑戦する場をいただいたが、
頭も声も使わないものは錆びるのである。

🌷
そのようなことを考えこれまでのことを振り返ると
ショパンの「雨だれ♪」が聞こえてきた。
次の曲が悲愴と相次ぎ最後は月光である。
心が乱れるように感情が波立つ。
冷静になり曲想から内側の自分と繋がる。
・
なぜ、この地に来たのだろう。
自分は、この地に何を求めていたのだろう。
そうか、ここは精神修養する試練の場?
そのような自分と向き合いながらも
逆らうように挑戦する場でもあったのか?
🌷
また、過去の不具合を乗り越える場であったのか?
流れて来たメロディーに助けをいただいた思いである。
・
次の転地の建物は遠方であるが求めていた戸建であり
歌も歌える。
好きな時にお風呂も入れる。
トイレの行き来も音に遠慮せず自由である。
自由奔放な自分には、
今の制限のある住まいは試練の場であり
田舎のネズミと都会のネズミの物語が浮かんできた。
🌷
究極、自分なりに理解できたのは、
都会に住む人々の多くが求めているのは、
嫌な人もいるかもしれないが、
挨拶であり、
何気ない会話であり、
その人々が一番に求めているのは自然であり、
目には見えない存在を貴ぶことでもあるようだ。
🌷
これは、さまざまなお国の方もいらっしゃるが
遠くはアジア系の人々がとくに多かった。
地球感覚で求めている姿が日本に見えた思いである。
日常の本当の自分を隠していたものを自然に戻し、
明日への英気をいただきに来ているようでもある。
人は、いつまでも自分に不必要なものを貯めこむことはできない。
🌷
クラッシックの力から、まるで瞑想のように着地した。

さあ!
飛び立とう。
今日という日にこの場に感謝のエネルギーを注ぎ、
明日という日に希望を持ち
その場でゆったりと羽を休めながら
2026年の目標に向かい為すべきことの準備に入ろう!
🌷
いつでも、
何処でも、
本当の自分が求めるものを内省し、
希望を捨てずに前進することで光が射す。
この繰り返しで人生を終えることが出来たら本望である。
今度は、もっと遠くへ挑戦したいと、もう一人の自分が動きだした。

気ままな文章にお付き合いいただき
心から感謝申し上げます。
今日という日に陽が射しますように・・
ありがとうございました。

