SOS希望のカード
とは?
自分が望んでいること(やりたいことや続けたいことなど)を、安心してスムーズにできるように、自分が使うカードです。周りの人に自分が望むことやちょっとわかってほしいこと、お願いしたいことを書いておき、必要な時にだけ見せて使います。
お出かけ途中での行方不明やお怪我・体調不良の際、災害時の対策として、日常生活の中で困ったときのために、転ばぬ先の杖として自分を守るために持ち歩きましょう!
SOS希望のカード作成・
ご利用前のお約束
- カードは、周りの人等が勝手に作成し持たせるものではありません。
- 必ず、利用するにあたり、使用する本人に理解できる言葉を短く伝え納得されてからご利用になるものであります。
- カードの使い方は様々です。
- 日常の生活の中で使用するので、その日により使用する内容が変わって当然です。
- 利用する人が好む作成の仕方を周りの方々は支援させていただきましょう。
- 延命については、ご家族様、お独りの場合はキーパーソンとなる方とお元気な時から話し合い、ご自身の意志で決めていきましょう。
- 1年に1度は見直しをかけましょう。また、決断したことの変更はいつでも可能です。
つかうメリットは?
- 自分をわかってもらえる
外見からは気付いてもらいにくいことを、カードで人に伝えることができます。
また、訴えることが難しい方でも、「すみません」とカードを見ていただくだけで伝えることができます。 - 望みや不安、伝えたいことをわかってもらえる
何を望み、何をやろうとしているのか、わかってもらえます。
その時の不安、困りごと、お願いしたいことを伝えることができます。 - 忘れても大丈夫
自分がやりたいことをするために大事なこと(どこで、いつ、何をなど)をカードに書いておくことで、自分が忘れても相手に理解していただけます。 - 話さなくても、伝わる
話しにくかったり、言葉が出にくくても、カードがあれば相手にスムーズに伝えることができ、コミュニケーションのきっかけにもなります。 - パニックを防げる
焦ったり、パニックになりかけたりした時も、カードを持っていれば必要なことが伝えられ、落ち着くことができます。 - 緊急時や災害時の備えになる
普段から外出する際に持ち歩いていると、いざという場合に役立ちます。また、緊急搬送時には自分の意思を代弁することができます。
誰が使うの?
使いたい人が、誰でも使えます
認知症の診断を受ける前の段階の人から、診断を受けた直後の人、地域に出かけている人、ほとんど出かけなくなっている人まで、様々な人たちがカードを使って暮らしやすくなっています。
例えば・・・
・「ここに行く道を教えてください」
・「駅に近づいたら声をかけてください」
・「この操作を教えてください」など
外出時の体調を崩された時や転んだ時や救急搬送時にも。家族も戸惑う場面となるときにも使いたい人の用途に合わせたりと多様に活用できます。
効果的に使う方法
この「希望のカード」は
認知症になった人等が
自ら生活を継続する為に
あみだしました。
効果的には、認知症になる前からの使用をお勧めします。
自由に、ご自身で、家族と、友人等と、希望するカードをつくることも可能です。
プレゼントするのも「愛」があります。
定期入れに入れるのも良いですね。
男性は、帽子の横に付ける方もいらっしゃいます。
バックや名刺入れにいれ、必要時使用していただいています。
災害時知っていただきたい「私の情報」
本人の承諾をいただき、
すすめている事例です
必要部分のみお書きください。
※服薬の処方箋、最新版を同封しておく
認知症の方と
かかわる方へ
人が外出するには利用があり、人やその時々によってさまざまです。
認知症の方の外出も、特別なことではなく、「自分の意志で目的をもって出かける(生家に帰る、昔の職場に通う etc.)」ことであり、私たちと何ら変わりはありません。
認知症の方の外出のリスク対策の一つとして「SOS希望のカード」をご利用しませんか?
SOSシグナルサインとして暮らしの中、災害時に自分を伝え・守りきる道具です。
カードのダウンロードはこちら
詳細は、厚生労働省のホームページをご覧ください。
SOS希望のカード
デザイン
SOS希望のカードは1枚200円(税込)となります。
ご購入のご相談につきましては、以下までご連絡のほどお願いいたします。