秋の風神

🌲

桑園の果物屋さんまで買い物に行きましたが、

車中の窓からも秋を感じます。

🍂

風神が力強くおもいっきり吹くと、

18丁目の道路をさまよっていた枯葉は、

集団のマラソンランナーのように同じ方向へ走り出しました。

🍂

季節を感じるとは、

見ようとする心が動くと

見えないものが見えるのですね。

🍂

友は、

「今の季節だから、この歌を歌います」と北大の男声合唱団を思い出すように

背筋を伸ばししみじみと唄われました。

島崎藤村 詩

惜別の唄

調べると中央大学の学生歌でもありました。

遠き別れに耐えかねて

この高楼(どの)に登るかな

悲しむなかれわが友よ

歌の衣をととのえよ

 🍂

わびしくも、せつなくもある歌です。

人は、必ず別れの時が来ます。

人は、一人では生きてはいけず、

最後の最期まで誰かのお世話になりますね。

生きている間に

できるだけ人に優しく

間違えたら「ごめんなさい」と言えるように

心を忘れず

自分に正直に生きることが 人生最期の場面の為かもしれません。

ブログ

前の記事

ポジティブな威力
ブログ

次の記事

心を潤す雫