秋の風神
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桑園の果物屋さんまで買い物に行きましたが、
車中の窓からも秋を感じます。
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風神が力強くおもいっきり吹くと、
18丁目の道路をさまよっていた枯葉は、
集団のマラソンランナーのように同じ方向へ走り出しました。
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季節を感じるとは、
見ようとする心が動くと
見えないものが見えるのですね。
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友は、
「今の季節だから、この歌を歌います」と北大の男声合唱団を思い出すように
背筋を伸ばししみじみと唄われました。
島崎藤村 詩
惜別の唄
調べると中央大学の学生歌でもありました。
遠き別れに耐えかねて
この高楼(どの)に登るかな
悲しむなかれわが友よ
歌の衣をととのえよ
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わびしくも、せつなくもある歌です。
人は、必ず別れの時が来ます。
人は、一人では生きてはいけず、
最後の最期まで誰かのお世話になりますね。
生きている間に
できるだけ人に優しく
間違えたら「ごめんなさい」と言えるように
心を忘れず
自分に正直に生きることが 人生最期の場面の為かもしれません。