トライ!
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今日は、北海道と研修の打ち合わせがあり、
午後からは、認知症当事者の方々との交流を行いました。
Aさんは、急に歩行が困難となりやっと体を斜めにしながらたどりつきました。
交流から刺激を入れ、その後楽しく事務局とともに簡単ストレッチです。
そこに笑いを取り入れます。
笑うことで体の緊張もほぐれます。
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足裏から足首運動をご自身に行っていただきます。
膝裏も本人がマッサージです。
「凄い!すごい!」と出来たことへの自信となる言葉を届けると笑みがこぼれます。
なるべく手伝わずに残存機能を活用です。
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すると、体の動きが次第に良くなり、歩行も声かけ1・2、1・2と声かけを行い
介護者の集いに参加中のご主人にご覧いただき、自宅での実施をお願いです。
Aさんは、できることで自信が回復しご主人には「どう!」という満足気なお顔です。
その後、
歌を歌い、回想から会話が飛び出し、本人が思い出すことに「思い出した!」と大喜びです。
このような満足感がやる気を出すのですね。
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今の時期は、寒暖の差が徐々に増す季節となり足腰の動きも悪くなりますね。
伝えることは、昨日の電車で会ったおばさんが「夜寝られない」と話され「ミニほっかいろ」の
使い方を伝えると
「ほっかいろ・・知らない!」とおっしゃり、お伝えさせていただきましたが、
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自分等が「知っているだろう」という考えは、横に置くことも大事だと実感です。
午前中、会議が終了した後北海道の職員さんにも、
何気ない会話から「こんなこと思っているんですよ」とお伝えさせていただきました。
これまでの土台ができているところは譲り、今の時代の隙間を埋める新しい組織へのトライへ入り
今、必要な支援をお届けさせていただきたいと思いますが、
柔軟に模索しながら自分らしさを失わず協力をいただきながら取り入れていきたいと思います。
がんばろう!
💛大事な追加です。
免許証の判断時のお願いです。
認知症のなかでもレビー小体型認知症を患う人は
初期のうちは記憶もあり危険か否かの判断もできます。
認知症という名称でくくられておりますが帰宅も計算もできます。
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Bさんは、心の奥にしまっていた話を教えていただきました。
「免許証を返納しないと罪になると」別室に連れていかれ数名の人に囲まれた」と。
ただし7年ほど前の話ですから今は、そのようなことは無いかもしれません。
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ただ、本人の口から初めて古い関係者もお聞きになったようで、
よほど悔しく、話せないことほど深く心に刻み込まれているのでしょう。
「悔しかった」、「一度も事故もおこさず優良カードだったんだ。買い物に行きたかった」と。
🌷現在もお一人で電車に乗り認知症の人と家族の会へお越しになり
他の方への面倒も見ていただいております。🌷
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その悲しく、悔しい思いは今後認知症が進行された時に、
BPSD(行動・心理症状)として表出してくるかもしれません。
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病名ではなく「運転機能が残ってるか?否か」を優先的に判断し合否を検討していただきたいと思います。
健康な人も様々です。性格も様々です。
認知症の人の力も、その人により残されているものが違い
病名では判断できないのですね。
お忙しいと思いますが転勤される方も多く
一年に一度は認知症サポーター養成を受講していただきたいなーと思います。
何卒よろしくお願いします。