1枚の写真から広がる

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昨日の写真から

夜半にメールが届いておりました。

美しくなった母の写真からの感動のメールです。

家族にとって自分等ができないことを

施設側等で許可を出していただけることへの感謝が詰まっていました。

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コロナ禍が過ぎても、

ご利用者を守るのだ、

あの苦しみは二度としたくないという思いから

一歩、歩めず安全に、安全にと、

留まっている施設等も多くあるのも現実です。

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しかし、あの写真から

尊厳の大切さ、

心地よい環境とは?という多くのヒントが含まれていたように感じます。

介護現場は、人材難で大変な状況です。

外国からも応援にきていただき人材を繋いでいるのですから、

日本人介護者にとっても比重は高くなるばかりです。

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そのような中、

介護の質を下げないように・・と踏ん張る良き人材も多くいるのです。

姉から届いたメール一部をご紹介させていただきます。

「母さん、きれいになっていますね。

本人も、まさかパーマをかかけてもらえるとは思わなかったでしょう。

感無量の様子だったでしょう。

美容的配慮は、個人の尊厳を保てる素晴らしい行為と、

つくづく感じました。嬉しそうな笑顔に胸をうたれました。

心からケアの皆様に感謝しています。

家族がやってあげたいと思ってもできないことばかりです。

引き継いだ次の〇〇君にも心ある運営を継承する施設運営の

実践に嬉しく思います。」

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姉も千葉県の認知症介護指導者です。

実践者研修を終えて帰ってきた様子でした。

なぜ、姉妹二人が年齢を重ねても認知症介護指導者として

働かせていただいているのか?

とても、深い使命があるようにも感じます。

介護施設や病院は、今後ますます経営が苦しくなるでしょう。

残るところ、

やめるところもでてくるでしょう。

介護難民が増えないように地域での支え合いが急務だとも同時に感じました。

家族の思いを、

今の立場から代弁させていただくとともに、

介護現場の皆さんに日々の感謝をお届けさせていただきます。

「嫌なことも言われることもあるでしょう。

心に痛みを感じることもあるでしょう。

ご利用者は、過去の思い出の苦しみから、

家族にも、誰にも言えなかった心の闇を

やっと、目の前のあなたに受け入れてもらえる場面がきたのかもしれません。

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どうぞ、辛い時には辛いと言葉に出しましょう。

「私は、心が痛いです」と、言葉を届けましょう。

頑張らなくて良いのです。

涙を流しても良いのです。

混乱していても必ず「気づき」があります。

素直に優しくご自身に投げかけるように言葉を発しましょう。

日々頑張っているあなたを認めましょう。

ありがとうございます。

ありがとうございます。

尊い仕事に感謝です。

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