聖なる地、日本列島

聖なる地、日本列島
日本列島は世界中で最も聖なる地であり、
そこに生まれて来たことに感謝が湧く。
正月の餅は、神棚、ご先祖様(仏壇)、ストーブの前(火の神様)、台所、仕事場、
お店、風呂、勉強する机、トイレ等、
子どもながらに、
「随分たくさん神様がいらっしゃるのだなー」と、
祖母や母等と共に、自分も見よう見まねで餅を丸めながら不思議に思っていた。
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いつしか、
その餅を搗(つ)くこともなくなり、
お供えする場所も減り、
神棚と仏壇の2ヵ所になってきた。
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こどもの頃の時代は、
目には見えない存在を大事にし、
また、その心は、
お客様に対する心も同じで、
12月には、タオルを「そり」に乗せ大事なお客様のところへ一年の挨拶と
お礼のタオル配りに回っていた。
小学5年生の頃のそりを引く自分が浮かぶ。
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家業を手伝い、
手伝いながら楽しみ、
心がワクワクする中で育てていただいたのだ。
「店が好きなんだわ」と、母は、何も言わずに「やりたいこと」を
させてくれた。
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料理では、
お寿司も
饅頭も、どれも失敗から始まったが、
母は、好きなようにさせてくれていた。
今、考えると勉強よりも、もっと大事な物だったなーと振り返る。
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どの家々も「豊」ではなかったが、
姉はお琴を習い
自分は、「足がしびれるから嫌だ!」と断り、
それでも姉のお琴には興味があり、
音合わせの音階は今でも記憶に残っている。
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このような日本の暮らしは、全てが満足ではなくても、
「心の満足」があったのだと振り返る。
日常の暮らしに日本の良き風習が語り継がれ、
北海道へは、野心と希望を多く持った人達が
「一花咲かせたい」と訪れた場所でもある。
だからこそ、
日本各地の伝承が今でも、その地方に独自のものが色濃く残されている。
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コロナ禍から寸断されてきたものが、
また、再び復活をしているものが増している。
日本のくらしには、今を生きる大事なものがたくさん詰まっており、
その力は、
今の50代以降の皆さんの心の奥に静かに納まっている。
先日も、「夕焼け小焼け」の1曲の回想法から「優しい祖母と見た夕焼け」や、
会の終了後には父親の戦争の話を語り「もっと聞いておくとよかった」と、
言葉少なにご自身へ語りかけるように話をしていただいた。
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そろそろ、日本の夜明けが始まる様に思えてくる。
それぞれの自身のルーツであるご先祖様の生まれた地、
語り継がれた話の内容を記憶から再生し、
次の人へとバトンタッチすることが、その家の目には見えない最も
大事な財産なように思えてくる。
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どのような人でも
今、瞬間、生まれたわけではなく、
自分は、独りぼっちと思っても、
必ず、知らずとも、その体の中には
多くの祖先の血が織りなしてきているのである。
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そう思うと、「自分がこれから何をすると良いのだろう。」
「何か、するべきことがあるのではないのだろうか?」と、
自分へ、「スポットライト」を当てると、
・
自分の出来る範囲で無理なく誰かに親切にすることや、
「夢中で興味が湧くことにトライすること」等から
「自分の人生を生きている」という
充実感に溢れるチャンスが訪れるかもしれない。
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自分がこの世に誕生し、
少しでも充実した時間を多く過ごすことが
今を満足に生きることであり人生最期のときには
「良き人生だったなー」と「思う自分と出会えるのだろうなー」と思う!
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最後までご拝読いただき感謝申しあげます。
今日も笑顔でナチュラルキラー細胞を活性し、
免疫力を高めましょう。
ありがとうございます。
