素敵な札幌市の12月広報誌
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今月の広報誌には、
ときどき、北海道認知症家族の会でお会いさせていただいております
瑠璃子さんとご主人様が表紙になりご夫婦で幸せな笑顔を飾り、
認知症と言う病気を理解する上では、無言の説得力であります。
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その瑠璃子さんが、ほっかいどう希望大使という大役を得られ、
いつも
ニコニコと冗談を言いながらご主人と仲良く来所されています。
ご主人の介護体験も聞かせていただいておりますが、とてもポジティブで
前向きです。
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瑠璃子さんも明るく、ご一緒する仲間(認知症の人)も瑠璃子さんへの気付きが多く行動に移され
見守っている存在です。
認知症の人が、認知症の人を支援する力を自分等は学ばせていただいています。
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認知症と言う病気の互いの心が通じ、痛さが理解できる関係は、
力をお借りする側と
力を支援する関係は、どちらも満足感に浸されます。
私たちは、介護現場も含め認知症と言う病気を再度、見直す時期にきているようにも思います。
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認知症という病気が皆さんに広く伝わるようになったのは、
2017年の有吉佐和子さんの「恍惚の人」の印象が
とても強く当時の人々に残されていると言われています。
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先日、地下鉄の車両で隣の小学生との会話に、その一人が「どこに行ってきたの」と質問です。
「認知症っていう病気知ってるかな?」と聞くと。
「こうなる人でしょう」と両手の手のひらを耳元ぐらいまで上げ、
何もわかりませんというジェスチャーです。
「そうか、でもね、認知症になっても力がある人が沢山いるんだよ。
今ね、その人のライブを聞かせてもらったんだよ!」と伝えると
「へえー」と、不思議そうな顔をしておりました。
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小学生には、小学生に向けた認知症の理解の取り組みがあります。
成人の年齢が18歳まで引き下げられた今、小学生をどのように扱うのか、
認知症の学びと、
認知症の人が、自ら得意なことを実践できる場から、
共に会話する交流の展開等が何よりも必要だと思いました。
竹ひごつくりも、
昔の学校の話も、
興味津々ときいてくださるでしょう。
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中学生への認知症サポーター養成時に学びに入る場面で、
「親族に認知症と診断された人はいませんか?」とお聞きすると手を挙げる人はいませんでしたが、
講義終了し全員が語る場面では、
数名の人が認知症を患っている祖母やお亡くなりになった祖父を思いだされ語られました。
過去には、今よりももっと学びはなく、
行動心理症状が爆発されていた方も多かったかもしれませんね。
でも、すでに亡くなった方でも、新たな学びからその人への感情は変わることができます。
お亡くなりになった人も
再度の安らかな気持ちに浸ることができるでしょう。
学びは、ご先祖に対する感情まで書き換えることができるのです。
大人になっても、学ぶ機会が無ければ子供は「何もわからない人」として、
認知症の人すべてを誤った見方で見てしまうでしょう。
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それは、とても悲しいことで、
学びがないばかりに最も身近な両親へ、その目線が届けられる危険も伴います。
キッズサポーター養成を行っている地域包括も沢山あります。
冬休みを利用した親子学級レクレーションのような場で、
「認知症の理解小学生版」の展開が進むと良いなーと思います。
親子で認知症サポーター養成は、とてもポジティブな記憶として遅くまで残ることでしょう。
認知症サポーター養成は心を耕す力があります。
とくに改訂版は、認知症の人の切なる思い、声がたくさんお届けすることができます。
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また、「入院していたから何もできなかった」という声も出て来た時には、
そこで、みなさんで考えるのです。
「何ができるのだろう」と考えるのです。
自分は、時間がなく数個の答えを届けましたが、みなさんそうだったのか!と。納得に入り、
中学3年生からは、「自分は将来介護士になりたいです!」と発表していただき
思わず地域包括さんと先生と皆さんと拍手喝采になりました。
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人に優しくすることの学びは、とても気持ちが清々しくなります。
いじめも遠くなるでしょう。
今こそ、心の豊かさを大事にするチャンスだと認知症サポーター養成から思います。
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今日は、6時からOPの準備がスタートしますので早めに投稿しました。
どうぞ、皆様も気力体力を落とすことなく一日を笑顔で過ごしましょう。
嫌な出来事は、「気づきをありがとう!」と手のひらにのせ吹き飛ばしましょう!
長い文章です。
ご拝読いただき感謝申し上げます。
ありがとうございます。
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