慈しみ深き
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昨夕、食事に誘われ出かけた場所で、咄嗟の出来事への対応にとても心地よい対応をいただき
「人ならではの対応だなー」と、リラックスさせていただきました。
同時にAIでは得られない時間だなーとも感じましたが、
人出不足と機械化から、AIによる食事を運ぶ場面は気を使わず
空気のような存在で注文したものを運んでいただけることや、
介護現場でも、人手不足から外国人に働いていただいていますが、
一番心配だったご利用者がとても喜んでいる姿があります。
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ことばが満足に通じなくても、そこには「愛」があり、
ご利用者は直観で「心根が良い人だ」と相手を素直に受け取る力は、
支援を受ける人こそ記憶は忘れても研ぎ澄まされた感性は残り、
素直に受け取ることができるのだと思います。
家族の為に働きに来ている人等は、働く意味を知り
和の心を持ち日本の昔のような素直な心で、ご利用者は瞬時に感じ取る力があるのですね。
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何を言いたいかというと、人としての力の発揮とAIとの差別化です。
AIが感情を分析し相手を癒し求める言葉を届けるようになる現実も近いように思えてきます。
自分も最終的には、気を使わないAIの方が心地良いと思うこともあり、
これは誰もが抱く感情なのかもしれません。
人口減からあらゆる職場で補うのは、まさにAIであることは間違いない現実です。
そう考えると「人」として誕生し、嬉しい、楽しい、
悲しい出来事から励まそうと思う豊かな感情を抱くのも人でありますが、
今この感情を持つ人々はとても少ないように思えてきます。
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感情はもっても行動に移せない人たちが多い現実です。
これは自分も時と場合により臆病になることがあります。
幼い頃から相手を思いやる行動が少ないと、
大人に成長し心では思っても行動に移せない人々が多いのは経済を優先し
豊かな生活を描いてやりたいという親心であったのでしょうが、
その結界「良い大学、良い会社へ」と低学年からのその高い経済効果を求める導きから、
限られた24時間の使い方が誤っていたようにも思います。
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幼いからこそ自由に心を開放し、痛さを知り、優しさを知り人間が持つ力を存分に活かす時間が欠けていたと感じます。
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しかし、心と学びと両方の時間を割き世界的に育っている日本の女子も存在します。
人生において大小はありますが喜びも痛さも平等にやってきます。
その痛さの場面で、
立ち上がる勇気と生きることへの力強さを持つ人へと育つことで人生は何度でもやり直しがきくのです。
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誰に認められなくても最期のときに「よい人生だった」と言える人生を歩んでいただきたいと願います。
未熟な自分から偉そうな言葉が出て大変、申し訳なく思いますが
痛さを多く知った人生だからこそ、豊かに生きてほしいと願います。
まだまだ未来がある人等へ、AIの成長に負けない人間力を身に着けることが、
今後の世界で生きていくコツとなりますが、
そこには「全てのもの」への慈しみの愛であり先日から気づきをいただいた
聖歌「いつくしみ深き」が、ピッタリとおさまりました。
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お付き合いいただき誠にありがとうございました。
心から感謝します。