二宮尊徳銅像 発見

先日、札幌にある資生館の前を通ると珍しい二宮尊徳の銅像を発見です。

タイムリーに昨日の道新にも資生館について詳しく記載されておりました。

また、驚いたのは「どんぐりころころ」の作曲者も輩出されておりました。

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過去には、二宮尊徳のお話しについては小田原教育委員会からダウンロードさせていただき、

グループホームの皆さんへ朗読をさせていただきましたが、

1時間以上の長いお話にしっかりついてこられ「あらー」「まー」「かわいそうにねー」と、

相槌までうっていただけるほど集中されてました。

ご利用者は、祖父母等から身近な語りとなって聞かされていたことも加味していたのかもしれません。

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子どもへの読み聞かせや語りは、心の栄養となってグングンとスポンジに染み渡るように吸い込み、

やがて発酵し、丁度良きときに道標となってゆくべき方向を示唆してくれるものとなるのです。

これは、東京こども図書館の「お話のろうそくの会」のテキストに使用した本にもありましたが、

小学生、中学生へと年代に合わせた心の教育が、

語る人の音声と子供自身がこれまでの人生の中で知り得た映像を動かす力は、

何らかの心の栄養となり、現代版では自分は『子供版認知症サポーター養成』にその重きを置いております。

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「北見お話のろうそくの会」の会長は、今は亡き小林孝子先生でNHKのことばの使い方?の

通信教育も受けており、毎月の勉強会や図書館・学校へご一緒させていただいておりました。

晩年は、シンフォニーをご利用になっていただきました。

自分は強くこの先生の影響をうけていると先生の足元にも及びませんが勝手に感じております。

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学校は、国語の時間であったり、

放課後であったりと先生以外の『お話しのおばさん』が来ていただけたのですから、

子供は大喜びです。

グリムの「七羽のカラス」は、現代のハリーポッターのような魔法がでてくるのです。

覚えるのも大変でしたが、

子供等を対象とする語りでは子供等からの繊細な心の糸を束となって預かるような心持ちとなるのです。

純粋な視線から、この子供等が間違った方向へ行くのは大人の責任と感じながらお話を届けておりました。

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また、二宮尊徳の銅像は、過去にはどこの学校もありましたが

今は見受けることが少なくなりました。

「音もなく香もなく常に天地(めつち)は書かざる経をくりかへしつつ」

という過去の自分がしっくりと心に入った宇宙の法則のような句が浮かんできました。

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今日は、止まらなくなりそうなので

ここら辺で・・・

豊かな心とたくましい心を併せ持てるような、

子どもの数が少数になったからこその教育が社会全体で必要と二宮尊徳の銅像から考えるに至りました。